東京大学公共政策大学院合格者からのメール(そのまま掲載しました)

高橋先生、

信じられなかったんですが、本日合格通知が届きましたのでやはり間違いないようです。。!
大学院受験とは無縁だった私が合格できのも「やりたい」という思いを、先生が実にうまくご指導くださった結果だと思います。まず、勉強する、という姿勢がよくわかりました。
大学受験時、在学中を通じて論文を書いたりという取り組みもろくにしないまま社会人になって○○年。忙しさにかまけて新聞もよく読めていなかったマイナス出発の私をご指導いただきまして心より感謝いたします。

昴のご指導ですごいと思ったのは下記になります。
● 高橋先生の常識力と引き出しの数がすごい。 人文系では漫画から社会現象の引用まで、また社会科学系では細かいネタまでをご存知で、ものすごくよく達観されているのですが、早めの展開がとても小気味よいテンポなので、単純に講義が面白く、なんとか自分も知識量を増やしたいと努力できました。
● 高橋先生の論述講座では、よいところを伸ばしてくれる。論述講座で書き方が見えず・・「もうダメだ」と思ったときに良い引用などを褒めていただき、自分の気がつかない、自身の中の強みを教えてもらいました。
● 高橋先生の時間を無駄にしないタイムリーかつ緩急はいった指導スタイル。早め早めに相談や提出期限の設定をいただき、時間配分の助けとなりました。暑くても言い訳にしない。忙しさを言い訳にしない。・・それでも最後は時間が足りなくなりましたが、先生の早い線引きのおかげで学習計画書の作成は納得できるまで仕上げることができました。言葉は柔らかくても、出来ていないときは表情で出来ていないことがよくわかりました。
● 高橋先生の論述講座では、結果、大切なのは技巧ではなく、構成力・・また必要なのはそれを記述させるだけの知識の補完とただ白い紙にシンプルに書いても相手がわかるようにまとめる文章力、とよくわかりました。

下記、後進の皆様のために昴で行った勉強を稚拙なところで恐縮ですが下記にまとめておきます。

○ 英語(TOEFL)対策
まず、自分の実力と弱みを知ること。受験対策として必要な勉強を特定すること。そのために単発講座を利用して高橋先生に相談しました。実力はあっても点数を結びつきにくいと指摘を受けましたがそのとおりだと思います。
TOEFLを採用する学校が急速に増えていますが、TOEFL-ibt はほぼ4時間ぶっ続けでスピードと戦う過酷なテストで急速に点数を伸ばすことは困難です。英語の「基礎力」、リーディングなどの正解率をあげるためには早い段階で文法や長文読解を日常的に行っていく必要があります。スピーキング、ライティングはともに論述同様、どうやって全体をまとめるかー構成力が得点の要となるようです。

○ 専門試験(論述)対策
論述講座で対策しました。先生のお薦めで過去問について一通り、および一部は何回か取り組みました。東大の問題は一見シンプルで簡単そうに思いましたが、実際に書こうと思うと実に幅広い常識が求められることと、いざとなると奥が深くて、どの程度のエッセーに仕上げるか判断が難しいところです。また、近年は設問数が多いために、かなりのタイムマネジメント力も求められます。常識量を増やすためにとにかく本を読み続けましたが、政治に関しては個人的な感情が強くて読みにくい本も多くあります。客観的に事実をよく捉えている本は同じものを二回以上読んで事実を頭の中に定着させるように努力しました。高橋先生の模範回答例が実によい参考となりました。

○ 学習計画書・口述試験
パンフレットや説明会にて説明のあった求められる人材についてを念頭にいれ、自分の研究の位置づけを設計しました。特に公共性、という言葉にも幅ひろい解釈が存在しますが、研究内容については「絵に書いた餅」ではなく自分が実現可能なことは何なのか?をつよく意識しました。

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