東大 言語情報科学専攻 受験対策について(外国語・専門問題)

東京大学 総合文化研究科 言語情報科学専攻の入試対策について

英語・論述担当の高橋です。本日は、東大総合文化研究科入試における8つのカテゴリーのうち、「言語情報科学専攻」の受験対策について記したいと思います。以下、3つの項目に分けて執筆します。

「8つのカテゴリー」については、「東京大学 総合文化研究科(文系)専攻 入試対策概要」をご覧ください。

(1)東大 言語情報科学 入試の特徴
(2)東大 言語情報科学 外国語問題の特徴と対策
(3)東大 言語情報科学 専門問題の特徴と対策

(1)東大 言語情報科学 入試の特徴

東京大学総合文化研究科、言語情報科学専攻は、様々な形で、言語に関わる研究を行うことができる大学院です。過去の昴からの進学者では、「文学」を専門にする方、および「言語」を専門にする方*が主として同大学院に進学しています。総合文化研究科のなかでも、独自の、そして独特の外国語試験を実施しているのは、こういった側面の反映と考えられます。加えて、専門問題を分析するにあたっても、専攻のなかの「多様性」を念頭に置く必要があるでしょう。

*個人情報保護のため、細かい研究内容や研究アプローチは省略させていただきました。

(2)東大 言語情報科学 外国語問題の特徴と対策

言語情報科学専攻の外国語試験は、東大総合文化研究科共通問題である「英語I」と、専攻が出題する外国語II(2言語)から構成されます。したがって、最低2言語、場合によっては3言語での受験が可能です。外国語のなかには「日本古典」が含まれますので、日本語学や日本文学を専攻にされる方はこちらを選ばれる方が多いようです。その場合には、「英語+日本古典」にすることで、「第2外国語」を用いずに受験することが可能です。

東大総合文化共通の出題である「英語I」については、次のページをご覧ください。

東京大学 総合文化研究科共通英語試験対策について

さて、言語情報科学の「外国語II」の特徴を一言であらわすと…「難しい」です。

私が専門とする英語で言えば、第1問は、説明問題と下線訳の問題(年度によっては、4択の選択問題も出題されます)、第2問は、英語の文を日本語に要約(120~150語程度)、第3問は、日本語の文を英語に要約、という出題になっています。

第1問は、文章は「やや難」というところですが、出題形式は他の大学院の試験と似たようなもので、それほど問題は発生しないでしょう。厄介なのは、第2問と第3問です。

第2問の「英語を日本語で要約」は、受験生の力量によって差が大きく出る出題だと言えます。「要約」というのは、細部を適当に拾ってコピペすれば良い、というものではありません。自分の頭の中で、中心的なテーマとそれをめぐる主張を整理して、大胆に言い換えるなどの努力が必要であり、そのため、中途半端な英語力では、かなりポイントを外した解答になってしまう危険があります。昴の授業でも、要約問題の答案は大きく得点が分かれる傾向があり、そのため、しっかりとした英語の読解力を身に着けたうえで、しっかりと訓練する必要があるでしょう。

第3問の「日本語を英語で要約」は、大学院入試のみならず、大学入試を含めても、かなり特異な出題だと考えられます。実際この形式の試験を出題しているのは、総合文化研究科はもとより、東京大学大学院全てでも、この専攻のみです。

第2問と同様に、文章のテーマと主張内容をよく理解することが必要ですが、それに加えて、「自分なりに英語で考える」ことが求められます。日本語を第一言語とする学習者においては、インプットに比べてアウトプットが苦手、という方は多いです。(というか、普通どんな外国語学習においても、インプットよりアウトプットの方が得意、ということは、ほとんど考えづらいのですが。)そうしたなかで、「自分が表現できる範囲で日本語の文を置きなおして、英語で考える」ということが求められるだけに、この問題はかなり厳しいものだと言えるでしょう。不幸中の幸いというか、この出題形式は相当に難易度が高く、過去の合格者の報告などを聞く限り、あまり得点率は高くないものと推測されます。とはいえ、「白紙」はもちろん、あまりにも外れた答案で極端な低評価を受ければ、合格はおぼつかないと思います。少しでも英語力を高めて、対応していくようにしましょう。

最後に、英語以外の言語についても記します。上述のように英語の第3問が難しく、かつ、同試験では、第1外国語と第2外国語の各3問、計6問のうち、5問を選択すれば良い設定なので、英語の第3問を回避することを考えたくなりますが、なかなかそうもいきません。フランス語・中国語・ドイツ語・イタリア語・韓国朝鮮語では、日本語を訳出する形ですが、当該言語の運用能力を問う出題が出ています。また、中国出身の受講生の方の証言によれば、中国語の「中文和訳」問題2問のうち、1問は古典の中国語で、現代の中国の人は苦戦するそうです。「日本古典」の問題も、3問中1問は万葉仮名で出題されており、相当専門的な対策をしないと厳しいでしょう。以上を考えると、「当該言語を専門とする人」を除けば*、大変ではあるけれど、「和文英要約」を解答した方が良いかもしれません。
*たとえばフランス文学やドイツ文学を専門にする人が、「和文仏訳」や「和文独訳」を回避するのは、悪印象を与え、一次試験に合格しても、二次試験で不合格とされる危険があるので、その点は十分考慮してください。(もちろん、昴ではそういった点も具体的にアドバイスします。)

(3)東大 言語情報科学 専門問題の特徴と対策

昴での面談で、言語情報科学の専門問題について、「こんな問題解けない」というご相談を頂くことが良くあります。これについては、「出題の条件をしっかり考慮する」ことが必要です。

(1)で記したように、言語情報科学は、言語に対する様々なアプローチで研究する教員・院生が所属しています。そうした専攻の性質を反映して、試験問題でも、複数の領域の出題が掲載されています。純粋に院試の問題という観点から見れば、これは大きく分けて、「情報処理(プログラミング)」「言語学(言語学・言語教育学/第二言語習得(SLA)・社会言語学)」「韓国朝鮮語」の4領域に分けることができるでしょう*。このそれぞれ4つの領域から、第I問(用語説明)、第II問・第III問(論述問題)が出題されています。
*いうまでもなく、韓国朝鮮語も言語学ですが、出題に解答する前提として、韓国朝鮮語の能力が必要なため、ここでは便宜上、言語学とは異なる領域に分類しました。

ここで注意が必要なのは、「すべての問題に解答する必要はない」ということです。出題をよく読めばわかるように、第I問(20問程度)からは2問、第II問・第III問からは1問選んで解答すれば良いわけです。したがって、「自分の専門以外の出題は無視して良い」と言えます。

それぞれの領域の出題について、簡単に傾向を述べておきます。ただし、純粋な言語学と情報処理、および韓国朝鮮語は、専門性が高いため、門外漢からのコメントはできません。もっぱら、文学・社会言語学・言語教育学/第二言語習得(SLA)を中心に記します。

第II問はテーマ型の出題です。「文学と声」のようなテーマなどが出題され、それについて、具体例を入れながら論じる形が主流です。言語系でも、「言語変化」などのテーマについて論じることが求められることが多いですが、言語教育学ではしばしば、英語で短い文が与えられ、それの理解と知識の両方が求められることが多いです。第II問は、相対的に、知識を生かさないといけない問題だと言えます。

この点で言えば、文学系の受験者は、それほど対応に困ることは無いでしょう。文学の出題テーマは、特定の国に関するものではなく、近代以降の文学であれば、日本文学でも英語圏文学でも仏語圏文学でも独語圏文学でも(以下略)こたえられる内容です。そして、文学における「知識」とは作品について知識です。ある程度の文学作品を知っていれば、ここで与えられたテーマに引き付けて論じることは難しくありません。加えて、文学系は2題出題されるため、そのどちらかに引っかかる作品を考えるのは、慣れてしまえば簡単です。昴の「論述対策講座」では、こういった専攻ごとの出題に応じた練習も積極的に行っています。

一方、社会言語学・言語教育学の場合、ピンポイントで「知らないこと」が出題されると、解答を作成するのが困難になる恐れがあります。出題に求められる知識自体は、それほど珍しいものではないので、当該領域をしっかりと勉強しておくことも大事でしょう。加えて、「社会言語学」と「言語教育学」の両方を学んでおくことも、リスクマネジメントとしては有効かもしれません。仮に自分がメインとする領域の問いに答えられなくても、もう一方の出題に解答可能な場合はけっこう多いようです。

第III問は、例年、文学系では1~2段落の文を与えられて、それに関するテーマで解答をすることを求められます。また、社会言語学・言語教育学はそれぞれ、実際に行った実験や調査などを示す、グラフ・図版をめぐって解答させる問題が出題されています。

文学系の場合、第II問と同様に、第III問でも2問が例年出題されています。出題傾向を見る限りでは、1問は、文学理論寄りの出題で、ポール・ド・マンや、竹村和子など、文学研究を経験した人間なら(私の大学院時代の専攻は、「英語圏文学・文化理論」でした)「難しそう」となる文が多く、実際、難読なものが多いと言えます。その結果、もう1問の方を選択する解答者が集中するかもしれません。ただし、丁寧に読めば、上記のような文学理論寄りの出題も、そんなに解答しづらいものとは限らず、見た目の「難しそう」に惑わされず、自分のもっている素材で論じやすい方を選ぶと良いでしょう。

社会言語学・言語教育学の場合、第III問では、当該分野で行われた実際の研究の結果を示す、グラフや図表の問題が出題されることが多いです。実はこれは、第II問よりも対応しやすいです。図表と言えば「統計か?」と緊張してしまいそうですが、実は、最低限の英語力があれば、統計の知識が無くても、何が書いてあるか、を理解することは十分にできる素材が与えられています。また、当該研究分野の知識については、基本的な内容さえわかっていれば、あとは、図表やグラフの読みで解答できるものが圧倒的に多いと言えるでしょう。また、過去には、「勤務しているデパートの階層性による使用している言語の違い」(社会言語学)や「臨界期仮説」(言語教育学/第二言語習得)などの、当該研究領域で著名な研究についての図表が出題されていたこともあります。近年は、そこまで著名なものは出題されていないようですが、ちゃんと勉強し、図表にちゃんと向き合えば、必ずしも答案を作成するのは難しくない出題が多いと言えます。

言語情報科学の専門対策で必要なのは、過去問をしっかりと分析して、どんな知識が必要とされるのか、を把握し、それに見合う学習を進めておくことです。当然昴では、こういった点のアドバイスもどんどん行っていきます。

英語・論述担当 高橋

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東京大学 人文社会系研究科 受験対策について

昴教育研究所・言語文化研究所の英語・論述・研究指導担当の高橋です。

本日は、東京大学大学院、人文社会系研究科の入試対策についてご紹介します。

東大人文社会系2019年度の募集要項掲載ページ(外部サイト)

以下、6つの項目にわたって記します。
(1)東大 人文社会系研究科、近年の入試制度・特に日程面の変更に関して 
(2)東大 人文社会系研究科の組織と入試システム 
(3)東大 人文社会系研究科、語学試験の特徴(英語を中心に)
(4)東大 人文社会系研究科、語学試験の難易度 
(5)東大 人文社会系研究科 専門試験対策 
(6)研究計画書および卒業論文に代わる論文について

(1)東大人文社会系研究科、近年の入試制度・特に日程面の変更に関して 
まず、同研究科の近年の入試制度の変更について記しましょう。
・夏季入試の一部導入
長年にわたり、同研究科の入試は冬季(1~2月)のみ実施されてきました。これに対して、2018年度(2017年)入試より、一部の専門分野で夏季入試(8~9月)が導入されています。

・冬季入試の日程変更
もう一点、重要な変更は、2019年からの冬季入試の日程変更です。従来冬季入試は、センター試験の翌週土曜日に一次試験が実施されていました。そして、同日には総合文化研究科の文系4専攻+人間の安全保障の試験も実施されていました。したがって当然、人文社会系と総合文化の両方を受験することができませんでした。これが、2019年度には、一次試験の日程が変更され、総合文化研究科の試験日と別の日に実施されました。つまり、総合文化研究科と人文社会系研究科の併願が可能になったのです。東京大学の大学院ならなんでも良い、と無闇に併願するのは決して推奨しませんが、両大学院は比較的似た領域を扱うことができ、どちらの大学院でも研究ができる人にとっては、チャンスが増えた、と言えるでしょう。
(この措置は10年ほど前に一度実施されています。その翌年からはまた同日に戻りました。したがって、来年度も別日程が維持されるかは現時点では見通すことはできません。)

上記のような変更は、受験生の増加を目指した変更だと推測できます。ただし、これは入試が簡単になったということは意味しません。むしろ、「入試を簡単にしない」ための措置だと考えられます。従来の厳しい基準を維持したまま、入学者の数を確保するために取られた措置だと考えるべきでしょう。

実際、志願者数は364名(2017年度)から405名(2018年度)へと増加していますが、入学者数*は逆に、128名(2017年度)から113名(2018年度)へと減少しています**。
*入学者数と合格者数はほぼ近い数字である、とみて差支えありません。
**東京大学人文社会系および総合文化研究科(文系)においては、「定員」はあくまで目安で、実際の合格者はそれより少ないです。たまに予備校等の大学院入試情報サイトで、「受験者数」と「定員」から「倍率」を割り出して、あたかも大学院入試が容易であるかの如く宣伝しているのを目撃しますが、そのような「まやかし」に惑わされることなく、情報を取捨選択しましょう。

(2)東大人文社会系研究科の組織と入試システム 
東大人文社会系は、基礎文化研究専攻、日本文化研究専攻…etc.というかたちで7つの専攻に分かれています。ただし、院試という点では、この単位にはそれほど意味はありません。語学は共通試験*を実施し、専門試験は「専門分野」ごとに実施されます。二次試験の面接でも、基本的にはこの「専門分野」の所属の先生方が出席されることが多いようです(いくつか例外の報告もあります)。
*英語英米文学、フランス語フランス文学のような各国文学の専門分野では、専門問題の中に当該言語の語学試験が出題されます。詳しくは次の項目をご覧ください。

(3)東大人文社会系研究科、語学試験の特徴(英語を中心に)
一部の専門分野、および、文化資源学・文化経営学の≪社会人特別選抜≫を除いては、2つの外国語の試験を解かなければなりません。また、「英語英米文学」など、ある特定の言語地域の言語や文学を対象とする専門分野では、専門問題の中に、独自の問題を含めてあり、そのため、人文社会系の外国語共通問題で当該言語の試験は実施されていません。

上記のような各国文学の専門分野では、難解な文章を短時間で日本語訳することや、その言語でまとまった量の文章を書く表現力などを問うことが多く、難易度はかなり高いと言えるでしょう。

さて、共通問題の分析に戻りましょう。私は英語の担当なので、英語の問題を中心にご紹介いたします。まず基本的な形式は、英語長文の下線部を日本語訳する問題が、2問出題されます。英語で書く出題は少なくとも、過去30年は出題されておりません。

出題の傾向としては、2008年度までと2009年度以降で大きく変化がありました。2008年度までは、訳出箇所の量が少なく、そういった中で、「仮定法条件節中のifの省略」や、「no比較級を利用した構文」、さらに「文の中間に修飾語句が挿入された形」など、構文の把握で失敗すると大きく減点を受ける内容が出題されていました。一見すると、「簡単」にも見える試験ですが、英語の教師からすると、「点差が大きく開きやすい」「一つのミスが大きく影響を及ぼす」問題と感じます。

2009年度以降は、出題の量が徐々に増えていき、一時期は、解答時間内に解くのが苦しいくらいまでに増加していました。その傾向は2017年度まで続き、2018年度夏季入試からは、少し分量の厳しさが緩和されています。また、2017年度までは毎年のように、物語文(小説など)が出題され、その多くは、第二次世界大戦前、あるいは19世紀後半の文章に由来するものでした。しかし、2018年度夏季および2018年度冬季はそのような出題が出されておらず、まだ公表されてはいませんが、2019年度の夏季・冬季入試とも、物語文は出題されなかったようです。これは注視していくべき傾向ですが、受験者は、物語文が出題されても、慌てずに、文法を最優先して解答を作成するように心がけましょう。(「どこを舞台にしたいつの物語かもわからず、かつ語り手のジェンダーもわからない」物語文において、安易に「文脈」などと言い出すのは大失敗の元です。)

以上のような変遷を経つつ、現在の出題は、標準的でバランスが取れた出題と評価できます。文章内容は、「ヘンリー・ジェイムズの評伝」(2018夏)、「大規模気候変動が国際社会にもたらす影響」(2018夏)、「意志決定をめぐる心理学的考察」(2018夏)、「技術変動がもたらす教育の変化をめぐるユートピア的思考の批判」(2017)など、特定の専門領域に偏らず、しかし読み応えのある、面白い内容の出題が多いです。下線部は、英文法・熟語・語彙についての基礎的・標準的な知識を問う箇所から、しっかりとした構文把握をしないと大きく誤ってしまう箇所まで、上手にバランスを取って、受験者の英語力の正当に評価しようとするものです。

(4)東大人文社会系研究科語学試験の難易度 
これも英語中心になってしまいます。ただ、フランス語の先生のお話では、フランス語について「東大、総合文化研究科よりは文章の難易度は高くない」とのことでした。そしてこの点は、おおむね、英語についての私の評価とも一致します。

ただし、過去のデータから、一次試験の突破に要求される得点率は、かなり高いものがある、と感じています。実は専門分野によっても、語学試験でのハードルは少し異なっているのですが、それでもおおむね、私の採点では、第一外国語に関して、標準的な専攻では、70%~75%は超えたいし、よりハードルの高い専攻では、80%は超えなければいけないだろう、と感じています。

また、第二外国語に関しては、上記より少し低い得点率でも許されると思いますが、決して、簡単に突破できる試験ではありません。

あくまでも、過去の限られたデータ*に基づくものですが、東京大学、人文社会系研究科は、語学に関して、一次試験の突破がもっとも難しい研究科の一つです。
*大学院入試において、信頼できる規模の「模擬試験」は存在しません。その点で言えば、昴での過去の受講生の得点や合否は、限られているけど相対的には「マシ」なデータだと考えられます。

(5)人文社会系研究科 専門試験対策 
専門試験は「専門分野」ごとに出題され、出題の内容はもちろん、その出題形式も大きく異なっています。いきなりある学問分野の「概説」「入門書」「文学史」などに飛びつくのではなく、まずは過去問を見て、どういったことが問われているのか、という点を確認することが重要です。特に、専門分野によっては、英語などの外国語で文章を読んで論じることを求められたり、論述中心の分野もあれば、実質的に、「知識」のみを問う分野もあります。

そうしたなかで、一つ特徴的なのは、「用語説明」問題での要求の高さです。
通常、多くの大学院入試では、当該分野についての用語説明は「選択式」のものが多いです。たとえば、「以下の7つの用語から3つを選択して知るところを記せ」のような形式です。それに対して、東大では、出題されたすべての用語を説明することを求められます(ちなみにたとえば「哲学」では、英語はもちろん、ギリシャ語表記の用語まで、そのまま出題されています)。

このように用語説明がハードルが高い反面、全ての用語が説明できなければいけない、とは考えない方が良いでしょう。もちろん、こうした用語説明は、ある学問分野の人々が共有しているべき事項を示すものですが、そういった要求にこたえるのは必ずしも容易ではありません。少なくとも、「大学の講義」をただ受けていただけで身につくものではありません。その点はちゃんと対策すべきである一方で、あまりそちらにとらわれて、語学や論述形式の出題への応答が甘くなってしまっては本末転倒だと思います。

(6)研究計画書および卒業論文に代わる論文について
事務局作成の、「昴の研究指導」にも書いてある通り、二次試験のために提出する「卒論相当論文」はかなり重要です。この点に関して言えば、人文社会系は、出願時に研究計画を提出し、その後*卒業相当論文を提出することになっています。このため、実質的には、研究計画は卒論相当論文によって更新されており、むしろ、卒論相当論文を改めて作成したあとの研究計画について、再度述べることが求められるようです。もちろん研究計画書を疎かにして良いわけではありませんが、本命は卒論相当論文だと考えましょう。
*夏季入試については第一次試験実施前、冬季入試については第一次試験実施後

当然ながら、人文社会系研究科に提出する卒論相当論文は、東大文学部のなかでも、研究を志す人の卒論に匹敵するものでなければならず、相当な準備を以って、かつ、細心の注意を払って執筆したものでなければいけないでしょう。こちらもかなり高い要求ですが、難関の一次試験を突破したのに、こちらの論文の不出来や努力不足で不合格になることがないように、しっかりと「勉強」と「研究」の両立を図る必要があります

夏季入試をお考えの方、なかでも、2020年度に大学4年生を迎える方は、特にご注意ください。この試験では、「卒論」か「卒論に代わる論文」の提出時期がかなり早くなっています(2019年度は8月)。大学では、「就職活動の長期化」の影響もあり、「卒業論文」への動きがかなり後ろにずれこんでいます。昴では、3月末に正式開講する「春季集中特別公開講座」以前でも、本科生への正式なお申し込みか、オーダーメイド講座の利用によって、早期にこの卒論の作成のための面談を実施しています。研究は、≪インプット→全体の計画→インプット→計画の見直し→章構成→執筆≫という試行錯誤のうえで、ようやく形になります。専攻によって8,000字、12,000字、20,000字、40,000字(20,000~40,000は研究分野にもよりますが、卒業論文相当の分量と言って良いでしょう)と、要求される字数は様々ですが、8000字で説得力のある内容の提出物を作成するにも、膨大なインプットが必要となります。ぜひ、お早目の準備を心がけてください。

昴、英語・専門論述担当 高橋

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以下は東大人文社会系研究科合格者の合格体験記の一覧です。あわせてご参照ください。

東大人文社会系 合格者の声まとめ

 

東京大学 総合文化研究科(文系) 入試対策概要

昴教育研究所・言語文化研究所の英語・論述・研究指導担当の高橋です。

2018年度大学院入試もついに佳境に入ってくる時期ですね。
昴で主に進学している大学院の入試対策について、少しずつ更新していきます。

初回の本日は、昴の過去の受講生がもっとも多く進学している、東京大学総合文化研究科専攻(文系)の入試対策の概要を記します。同研究科は複雑な構造をしており、入試対策を考えるうえでも、その点を整理しないといけません。

このカテゴリーに入るのは、東大総合文化研究科のうち、「文系4専攻」および「人間の安全保障プログラム」です。

合格者の勉強法などはこちら→昴教育研究所合格者の声

まず先に、全体像をつかんでしまいましょう。東京大学総合文化研究科は、入試という点では、以下の8つにカテゴリー化できます。

・東大 表象文化論コース
・東大 比較文学比較文化コース
・東大 文化人類学コース
・東大 言語情報科学専攻
・東大 地域文化研究専攻
・東大 国際関係論コース
・東大 相関社会科学コース
・東大 人間の安全保障プログラム(HSP)

組織としては、東京大学総合文化研究科の文系コースは「超域文化学専攻」「地域文化研究専攻」「言語情報科学専攻」「国際社会科学専攻」から成り、それを総称して、「文系4専攻」と呼ばれます。またそこに、所属する専攻を任意に選べる、「人間の安全保障プログラム」が加わります。

ただし、「超域文化学」は実質的に、「表象文化論コース、比較文学比較文化コース、文化人類学コース」という3つの間口に分かれていて、語学の問題は共通ですが、専門は異なる問題が出題され、合格人数も別途にカウントされます。

また、「国際社会科学専攻」は「国際関係論コース」「相関社会科学コース」の2つに分かれ、語学は共通ですが、専門は異なる問題が出題され、合格人数も別途にカウントされます。

「地域文化研究専攻」「言語情報科学専攻」は専攻単位で入試問題が作られています(ただし、地域文化専攻の語学入試問題は、超域文化研究科の3つのコースと共通です)。したがって、院試のうえでは、3+2+1+1+1=8つの部門に分かれている、と考えると良いでしょう。

さて、形式的な話だけでは「そんなこと知っている」という方ががっかりしてしまうといけないので、詳細は後日に譲るとして、東大総合文化研究科の合格を目指すうえで、大事なポイントを簡単にお話しておきたいと思います。

(1)研究と勉強の両立を--「提出論文」の重要性

東大総合文化に限らず、冬期に受験を実施する大学院では、「卒業論文あるいはそれに代わる論文」の提出が求められます(以下、「提出論文」と呼びます)。院試では「研究計画書」という言葉と「研究室訪問」という言葉が注目されますが、上記のような提出論文が課せられる大学院の場合、合否の圧倒的な比重は、「提出論文」の出来にあります。「面接対策」という話もよく質問されますが、それも結局、どこまでこの「提出論文」を高い水準で完成させることがポイントです。

過去の事例を分析するかぎり、特に総合文化研究科の上記の8つのカテゴリーでは、(1次試験突破が条件なのはあたりまえとして)この論文の成否が合否を分けると断言できます。「卒業論文」というのは、人生初のまとまった書き物(そうじゃない人もいるでしょうけれど)として、大変愛着もあるものだと思います。しかし、同研究科のいずれのカテゴリーでも、生半可な論文では合格はおぼつきません。

ぜひ昴教育研究所の論文指導を…と言いたいのは抑えつつ、相当にしっかりと論文を準備しながら、語学対策や専門対策にもしっかりと力を入れないといけない、というのが、この大学院の入試の大変なところだと言えます。

(2)どのコース・専攻・プログラムを志望するか――専攻の名前で判断しない

次に基本的なところですが、志望する院をどうやって決定するか、です。「学際的」大学院の代表格とも言える「駒場」ですので、その専攻やコース名は聞き慣れないものであり、その名前を聞いた瞬間に何をやっているのかわかる方もあまりいないでしょう(あるいは名前で思い浮かべていたものと、やっている内容がずれていたりすることもあるでしょう)。

たとえば表象文化論学会の学会誌として位置づけられる『表象』の2018年の号『表象12』の冒頭には、表象文化論研究の先駆的な研究者の一人である、佐藤良明氏のエッセイが掲載されています。そこで佐藤氏は、「表象文化論」という言葉を説明するために、「『それは、21世紀の文学部です。』と言い放ってしまった」というエピソードをご紹介されています。これは筆者としては、「うまいなあ」とも思うのですが、佐藤氏ご自身はすぐに「ちょっと騙してしまったかもしれないと不安になった」と続けていらっしゃいます。(註1)

いきなりマニア的なエピソードかもしれませんが、「〇〇学って結局何なんだろうねー」というのは、内部の人たちもちょっとした会話の枕として使うくらいの疑問だったりします。また、たとえば「言語情報科学専攻」という名前を聞いて、その中の大きな柱の一本が文学研究である、ということを即座に理解できる人もあまりいないかもしれません。

そういった大学院で、志望先を決定する際、一番重要なのは、教員の情報です。実際に所属している先生を見て、自分の研究に合った先生がいるのか、というところをまずは確認しましょう。なお、東大総合文化研究科は、概して、あまり「研究室訪問」を推奨していないようです。(「研究室訪問」については、改めてまとまった量の文章を書きたいと思います。)そのため、説明会にその先生がいらっしゃっていれば「ラッキー♪」ということで、ぜひお話を伺いましょう。

もちろん、昴教育研究所では、「入学に関する相談」の段階から、志望先大学院のご相談にも気軽に応じております。

(3)語学について――まずは、必要な語学試験を把握しよう
本来、試験に必要な情報というのは、自分の力でしっかりと大学院のホームページを見て、そこから募集要項などにたどり着いて…というのが望ましい。しかし、多くの大学のホームページ(実はこれは和製英語なのですが、やはり便利なので使ってしまいますね)は、迷路のようになっていて、たどりつきたい情報がどの階層にあるのからすら…ということがままあります。

というわけで、手っ取り早く。こちらのリンクの下の方に、東大総合文化研究科の募集要項、入学試験案内、提出課題がpdfで入手できます。そちらをご参照ください。(外部リンク:東大総合文化研究科 「修士課程・博士課程への出願」

さて、それはともかくこちらのページでも概要を記しましょう。

〇 英語+第二外国語が必要とされる専攻・コース
・表象文化論コース
・比較文学比較文化コース
・言語情報科学専攻
文化・文学・芸術に関わる研究の場合、たとえばその研究対象の言語はできなければいけないのは当然ですし、その専門が英語圏の対象であっても、第二外国語も使いこなす研究者は山ほどいます。世の中がいくら「英語」(それも「実用英語」)を喧伝しようとも、外国語を複数理解できることは、学問においてとても重要なポイントです。

なお昴教育研究所では、第二外国語として、フランス語のクラス授業、ドイツ語のオーダーメイド講座授業を実施しています。いずれの言語も、未修の状態から昴に入学し、試験までの9か月で間に合わせた人はたくさんいます。

〇 英語のみでも受験できる専攻
・文化人類学コース
・国際関係論コース
・相関社会科学コース
「英語のみ」と言って喜んではいけません。それぞれに、出題のレベルは高く、要求される水準も高いと考えてください。それは、それぞれの専門領域からしても当然のことです。

文化人類学コースが英語のみで受験できるのは、ちょっと面白いですね。どの地域をフィールドと選択するかにもよりますが、この学問領域は、それに携わる人の言語能力に強く依存しています。勝手に理由を推測すると、あまりにも必要とされる言語が多様であることや、大学院入学後に集中的に学んで、そしてフィールドワークに向かわなければならない、といった事情が関わっているかもしれません。

国際関係論・相関社会学科学の両コースも、膨大な量の英語の論文・文献を読みこなして行くことが求められるでしょう。

また、上記の3コースは「英語のみ」で受験できるにせよ、第二外国語を別途選択することができます。たとえばフランス政治を研究する人ならフランス語を、ドイツの環境政策を勉強する人ならドイツ語を選択することで、その語学力を示すことは必須でしょう。

〇 人間の安全保障プログラム(HSP)は?
HSPは、独自の筆記試験は実施せず、TOEFLあるいはIELTSの提出を求めています。入学試験実施案内にはわざわざ以下のような言葉が入っています。

「TOEIC はアカデミックな英語力をはかるものでないため、受理しない。」

メッセージ性を感じる文言です。

TOEICも出題形式が変わり、以前より得点を取りづらくなったと聞きますが、アカデミックな4能力を試すTOEFLやIELTSの得点の伸ばしづらさはそれとは比べ物になりません。かなり早い時期から、計画的に準備に取り組んでいくことが必要でしょう。なお、別の言語の能力を証明する書類も提出できるので、英語より得意な言語(あるいは英語に匹敵する言語)があれば、ぜひそちらでも、資格試験や能力試験を受験して、スコアを計上できるようにしておきましょう。

〇 東大総合文化の語学筆記試験の形式や難易度は?
上述のように、HSP以外は、独自の筆記試験を実施します。細かい話は、改めて各コースや専攻の分析として提示しますが、おおまかな内容を示しておきます。

形式:外国語の和訳・和文の外国語訳・説明問題・専攻によってはライティング
基本的な出題は、文章を読ませて、その理解を問う問題が多いです。近年は英文和訳の比重が高まっていますが、(そして英語以外の言語の場合は、もともと和訳の比重が高いですが)、言葉や文の意味を説明させる問題、要約問題も出題されます。いずれも、「なんとなく単語をつなげてわかったふりをする」式の読解では太刀打ちできません。系統だった文法の理解と豊富な語彙力、そしてジャンルを問わない様々な文を読んだ経験が必要となります。

出題の題材は、専攻によって様々です。国際社会科学の場合、雑誌記事や新聞論説など、骨のあるジャーナリズムの文を読ませることが多いですが、経済学の学術文献のイントロダクションなども出題されます。

超域文化学専攻・地域文化研究専攻などの場合、多岐にわたる学術的な内容が出題される一方で、料理本のイントロが出題されるなど、非常に出題は多岐にわたっています。Mark Mazowerなどの歴史家の文が複数回出題される一方で、近年は、Sarah Ahmedなど、英語圏の文化理論の出題も見られました。学術的な英語に触れている講師からすると、「教えていて楽しい」出題が多いとも言えます。

上記のような試験に対応するためには、「芯のしっかり通った語学力」が必要です。いまだに「院試の語学は専門知識が必要」などという「デマ」を流す人もいるようですが、むしろ、「専門を問わない学術的な内容に対応できるだけのちゃんとした外国語力(文法・論理的読解・語彙力)」を持った人が合格できる試験だと思います。

語学のハードルは、極端には高いものではありません。ただし、しっかりとした学習が必要だと言えるでしょう。当然、昴教育研究所の語学カリキュラムは、その合格水準にたどりつくことを目標として、セッティングしてあります。

さて、不定期連載の最初ですが、本日はこんなところで筆をおくことにしましょう。各専攻の専門試験については、日を改めて記したいと思います。

註1 佐藤良明「二一世紀の文学部」(表象文化論学会編『表象 12』、月曜社、2018)、p7

英語・論述・論文指導担当 高橋

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受講手続きの流れ

昴で受講するための手続きの概要をご説明いたします。

  1.  昴のホームページを見て、メールで面接を申し込む。(お問合せフォーム)昴教育研究所では、最適な受講料で授業を実施するために、インターネットを利用して、少ない人員で事務対応をしております。お電話・受付での対応は原則として行っておりませんので、必ず、インターネット・メールで、面接の予約をしてください。研究分野などは、簡潔な記載でもかまいませんが、詳しく書いていただけば、それだけ面談内容を充実させることができます。
  2.  面談を実施、授業やカウンセリングのシステムについて確認する。ホームページに詳細な情報を掲載しておりますが、担当講師からシステムや授業内容について、詳しく説明いたします。最適な受講の仕方を一緒に考えましょう。
  3.  昴事務局 subaruinst☆gmail.com(☆を@に変える)にメールで受講形態(本科生・単科生・オーダーメイド講座など)と受講科目を連絡する。いただいたお申し込みから、授業料を計算したうえで、必要な金額・お振込み口座・お振込み期日とを連絡いたします。
  4.  銀行に授業料を振り込む。これでお手続き完了です。テキストや受講にあたって必要な事項などをご案内いたします。

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合格者の声一覧

合格者の声を一覧にいたしました。昴の雰囲気を知りたい方はもちろん、大学院入試について知りたい方も、興味がある研究科の合格者の声から、ぜひごらんください。

*個人情報保護のため、特定可能な専攻名などは記しておりません。

*下記の「声」は合格者の一部の方にご投稿いただいたものです。
閲覧の利便性のために同じ研究科の合格体験記に通し番号を付しますが、合格者実数とは関係ありません。また、番号は時系列などではなくランダムに付します。またもちろん、下記以外の大学院にも進学した方は多数います。

東京大学 総合文化研究科・京都大学 文学研究科・早稲田大学 文学研究科合格体験記

東京大学 総合文化研究科合格体験記 1

東京大学 総合文化研究科合格体験記 2

東京大学 総合文化研究科合格体験記 3

東京大学 総合文化研究科合格体験記 4

東京大学 総合文化研究科合格体験記 5

東京大学 総合文化研究科合格体験記 6

東京大学 総合文化研究科合格体験記 7

東京大学 総合文化研究科合格体験記 8

東京大学 人文社会系研究科、早稲田大学 文学研究科合格体験記

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 1

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 2

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 3

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 4

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 5

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 6

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 7

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 8

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 9

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 10

東京大学 教育学研究科合格体験記 1

東京大学 教育学研究科合格体験記 2

東京大学 教育学研究科合格体験記 3

東京大学 教育学研究科合格体験記 4

東京大学 教育学研究科合格体験記 5

東京大学 教育学研究科合格体験記 6

東京大学 教育学研究科合格体験記 (勉強法を中心に書いていただきました)

東京大学 情報学環学際情報学府合格体験記  1

東京大学 情報学環学際情報学府合格体験記 2

東京大学 公共政策大学院合格体験記

東京大学 文学部(学士編入試験)合格体験記 1

東京大学 文学部(学士編入試験)合格体験記 2

東京大学 文学部(学士編入試験)合格体験記 3

東京大学 文学部(学士編入試験)合格体験記 4

一橋大学 社会学研究科、お茶の水女子大学 ジェンダー社会科学専攻合格体験記

一橋大学 社会学研究科合格体験記

一橋大学 言語社会研究科合格体験記

早稲田大学 文学研究科、一橋大学 社会学研究科合格体験記

早稲田大学 文学研究科(博士後期課程)合格体験記

京都大学 文学研究科合格体験記

東京大学 総合文化研究科合格者の声 (複数の方のコメントをまとめました)

合格者の声(複数の方のコメントをまとめました)

(以上、昴事務局より)

【講師からのメッセージ】

予備校の「合格体験記」というのは、とりもなおさず、その予備校の「宣伝」を目的としたものでしょう。それでも、上記の体験記を読み直すと、それぞれの受講生の顔が懐かしく浮かんできます。(もちろん、こちらにお寄せいただいていない方も含めてです。)

昴ではもちろん、皆さんの合格に役立とうと一生懸命工夫して授業を実施し、提出論文(卒業論文)や研究計画のご相談に乗ってきました。それでも、まずもって、この合格はおひとりおひとりの、大変な努力の賜物だと思います。
(文責:英語・論述担当 高橋勢史)

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